白クマとウォッカの国のYuko&Sasha

ペアスケーターの川口悠子選手とアレクサンドル・スミルノフ選手を応援する公認ブログです。

カテゴリ: ペテルブルグの生活

川口悠子選手がサンクト・ペテルブルグ日本語補習授業校の授業に招かれ、
特別授業を行いました。

yuko1














yuko2


















yuko3














ゆうこ:
小学生、中学生からの質問に答えるというインタビュー形式の授業で、
楽しい時間を過ごさせてもらいました。
初めはとても緊張しました。ジャーナリストの方からのインタビューとは違う、
子供たちの素朴な(素朴だからこそ難しい?)質問に答えていたら
自分のことながら発見することもあり、とてもすばらしい体験をさせてもらいました。
ここに住んでいる日本人の子供たちと交流する機会がまたあれば……
そして何かの役に立てたら……と思いました。

遅ればせですが、
10月11日はスミルノフ選手、11月20日は川口選手の誕生日でした。

誕生日に川口選手が焼いたケーキをご紹介します。


■川口選手がスミルノフ選手にプレゼントした手作りのケーキ
cake










ロシア語で
Саша
С ДНЕМ РОЖДЕНИЯ
25
(サーシャ、お誕生日おめでとう、25歳)
と入っています。


このケーキ、スミルノフ選手から褒めてもらったそうです。


■川口選手が自分の誕生日に焼いたケーキ
(ロシアでは誕生日の人自身が準備して祝います)
cake2











■おまけ
ファンの人からプレゼントしてもらったミーと一緒に。
Little My













「同じ顔をしてください」とリクエストしたらこの顔に。
※川口選手は「ミーに似ている」とよく言われるそうです。

川口選手の趣味の一つが料理で、その腕はコーチ、パートナーの間でも定評があり、
よくロシア語インタビューで話題になっています。

こちらは今年の新年会の写真です。
川口選手お一人で12品作られたそうです。

home party









〜お品書き〜

*ニンジンとツナのサラダ
*カリフラワーのピクルス
*ビーツサラダ
*セロリとささみのマスタード和え
*煮豚
*牛のたたき
*鶏肉コロッケ
*かにクリームコロッケ
*ひき肉と春雨の中華煮
*サーモンのマリネ
*鶏肉のから揚げ
*焼きプリン


K様、写真提供ありがとうございます。

川口選手とスミルノフ選手の練習見学にお邪魔させていただいた時のお話です。
その日は管理人以外にも見学の方がいらっしゃいました。
リンクでの練習後、バレエルームに移動。
本来バレエルームでの飲食は禁止なのですが、モスクヴィナコーチが特別にお茶をごちそうしてくださり、スミルノフ選手に椅子を用意していただき、1時間あまり、お茶を飲みながらリフト、ツイストの練習を見せていただきました。

練習の最中、突然、モスクヴィナコーチがある場所を指差し、

「皆さん、ドーピングをどうぞ!」

えっ・・・・・・

一同シーン。

「ドーピング???」

Wikipediaより:
ドーピング(doping)はスポーツなどの競技で好成績を挙げるためにステロイドホルモンなどの薬物を投与したり、その他の物理的方法を採ったりすること。
オリンピック、競馬などで使用が禁止され、違反行為となるものを指す。

指差している方向を見ると、そこにおかれてあったのはチョコレート・・・・・・。
モスクヴィナコーチは、川口選手、スミルノフ選手にも
「せっかくドーピングがあるんだから、食べなさい」
とふるまっていました。
(もちろん、普段の練習ではこういうことはありません)

その後、ツイストがうまく決まると、
「ドーピングを取ったからね!」
と言っていました。

管理人補足:ちなみに川口選手はこのときのことをふりかえって、
「サーカスの動物になったような気分でした(笑)」と言っていました。
上手に芸ができると、サーカスの調教師(モスクヴィナコーチ)がエサ(ドーピング)をくれるわけです。


なるほど。
要するに、ドーピングというのは、チョコレート(甘いもの)のことなんですね。
後ほど、川口選手に伺ったところ、モスクヴィナチームの間では最近、

「チョコレート=ドーピング」

という言い方が流行っているそうです。


サービス精神旺盛なモスクヴィナコーチ、練習後には、
「私、日本語知っているんですよ。アイシテマセ!」
と、日本語を披露してくださいました。

「愛してません」

「愛してます」

なのか微妙なところなんですが(言いたいことは、もちろん後者なのですが)、
モスクヴィナコーチ、川口選手が教える前に、「アイシテマセ」をマスターしていたそうです。

練習後は川口選手、スミルノフ選手も気さくに写真撮影に応じてくださいました。
ありがとうございました。

■練習後の川口選手とスミルノフ選手(バレエルームにて)
yuko and sasha

ペテルブルグ市内では、現在各地で大工事が行われているところです。
こちらはペテルブルグのメインストリート、ネフスキー大通りです。
工事のため、歩行者天国になっていました。

nevsky prospekt

現在、ロシア代表として2010年バンクーバー・オリンピックをめざす川口選手、先日、ロシア国籍取得の第一歩である「長期居住権(Вид на жительство)」を無事取得しました。

■外国人用長期居住許可証(ロシアにビザなしで出入国できます)
vid na zjtelstvo












−おめでとうございます!

ゆうこ:ありがとうございます。

−これで、OVIR(外国人滞在登録所)に行くこともなくなって、ロシア国外の試合に行きやすくなりますね。

ゆうこ:今の状態が一番良いですね。行きも帰りもビザが必要ないから。とっても面倒なビザ申請がなくなったことは本当にうれしいです。


■日本でいただいたブーケ
yuko

日本での短い休暇を終え、ロシアに帰国した川口悠子選手。
ちょうどスミルノフ選手もトルコで1週間休暇を取り、日焼けして帰って来たそうです。
1週間後に日本でのDOIにゲスト参加ということで、練習に余念がありません。
帰国早々、ビザの入国手続き、通院、練習のお忙しい中、インタビューさせていただきました。

−お帰りなさい。日本はどうでしたか?

ゆうこ:二週間、あっという間でした。こっち(ロシア)に帰ってきて、一気に現実に引き戻された感じです。日本にいたのが本当に夢だったような…。

−日本で、ト○ヤのカキ氷は食べられたんですか?

ゆうこ:はい。とてもおいしかったです。でも、雨で……ちょうど、梅雨だったんです。そうそう、これ(指)、見てください。

−どうしたんですか?

ゆうこ:車のドアの扉に自分で挟んじゃって、血がドクドク出ました…。
ドアを普通に閉めたら指がのこっていたんです。強く閉めたつもりはなかったんだけど最後まで閉まっていました。大泣きしました。今練習できているから笑っていられるけど……ドジを通り越していますよね。

−ビールマンの練習をして切ったわけじゃないんですね。

ゆうこ:そうなんです。それも、自分で切ったから、怒りのやり場がなくて(笑)。
血がドクドク出たんですけど、予約していたマッサージに行かないといけなくて、マッサージに行ったら、血の巡りがよくなって、さらにドクドク……。
それから救急で病院に行ったんですけど、先生にいつやったのか聞かれて、「4時間前」って言ったら、どうしてすぐに来なかったのか怒られてしまいました。爪母を殺してしまったそうです。
で、この状態(指を立てた状態)で、帰って来ました。

■この状態で帰国しました(テープが完全に指と同色なので目立ちません)
yuko










−せっかくの休暇が・・・。

ゆうこ:1週間終わって、何しようかと思っていたら、残りの1週間は通院でした。

−他に久しぶりの日本の印象はどうでしたか?

ゆうこ:2週間たっぷり日本を味わってきました。
『千と千○の湯婆婆』のところで心身ともに洗濯をしてもらい(温泉酔いしました)、『ザ・マジックアワー』を見て爆笑し(映画を観て、あんなに面白いと思ったのは初めてです)、日本の海の幸を心ゆくまで堪能しました(あっ、これ一年ぶり!という食べ物がたくさん)。そして母にお姫様あつかいしてもらいました。……でも、もしかしたら全部夢だったかも。日本は本当に清潔で便利な国だと思いました。

−ありがとうございました。

管理人補足: 『千と千○の湯婆婆』の所とは、「千と千○の神隠し」に登場する「油屋」のモデルになったと言われている温泉のことです。

練習の合間にサンクトペテルブルグ郊外の町パヴロフスクに行ったときの写真です。
パヴロフスクはエカテリーナ2世の息子パーヴェル1世が作った町で、宮殿と広大な公園(約600ヘクタール)があり、お散歩にはもってこいの場所です。

■パヴロフスク駅の前で
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■パヴロフスク宮殿
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公園というより、森という感じで、森林浴ができます。
いろいろな珍しい植物があるので、植物採集も楽しめます。

■不思議な植物(ナ○シカに出てきそう)
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■不思議なお花発見!
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■つくし発見!
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この公園はリスでも有名で、入口はいってすぐのところでリス用のエサ(ナッツ類)を売っていました。運がいいと、リスにもお目にかかれます。

■ロシア人に大人気のリス
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ペテルブルグにお越しの際は、ぜひ郊外まで足をのばしてみてください。

お友達のお誘いでロシア人の家族のお家におじゃましてきました。
そこにはロシアの家庭料理フルコースが待っていて

russian soup









mechita






どれもこれもとてもおいしかったです。
(焼菓子はお母さんお手製で、мечта(メチター、ロシア語で夢)という名前だそうです)

スケートとは全くつながりのない方たちと時間を過ごしたのは久しぶりだったので、とても新鮮な感じがしました。

愉快なお母さん
物静かだけれど実はサッカーの大ファンのお父さん
気が利くやさしいカーチャ

family









温かい、笑顔のたえない家族でした。
たくさん食べておしゃべりして楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。

ゆうこ

−ペテルブルグの生活はいかがですか? 何か日本の生活と違うことはありますか?

ゆうこ:日本の生活と違うところは、私にはないと思うんですよね。リンクと家しか行ったり来たりしないし、電車で通っているから、それも変わらないけど……。うーん……気候に合わせていくのがたまに難しいです。特に夏と冬。夏は、白夜できれいだけど、日本人の私からすると一日中明るいと困ります(苦笑)。

−体内時計が合わないんですかね。

ゆうこ:そう!あと冬は太陽がなくて……(笑)。


管理人補足:
インタビューをしたこの日は、この時期にしては珍しく青空でしたが、普通、ペテルブルグの冬は一日中暗く、太陽が出る日は滅多にありません。


−各地に試合に行くとき、時差ぼけはありませんか?

ゆうこ:試合では時差ぼけはありません。

−じゃあ、ペテルブルグに住んでいるときだけ、気候や天気によって体調が変化するんですね。

ゆうこ:たまに、何でこんなにだるいんだろうって思います。病気じゃないのにこんなにだるいんだろうって思ってて、周りの人から「天気のせいだ」って言われると納得します。あー、私だけではないんだ!みたいな(笑)。


管理人補足:
ロシア人は体調が悪いと、「気圧のせいだ」「気候のせいだ」と言います。ロシアは寒暖の差が激しいので、気候や天気によって、体調を崩すことが多いです。


−食事などの面で、合う・合わないはありますか?

ゆうこ:大丈夫です。それに母がよく(日本から救援物資を)送ってくれるので(笑)。でも、どの国でも、食事の問題はありません。お腹、強いんで(笑)。

−ありがとうございました。


管理人補足:
プロフィールにもありますが、川口選手の好きなロシア料理は、モスクヴィナコーチのご主人で、名コーチでもあるモスクヴィン氏の作るロシア料理だそうです。

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